DSpace English
 

九州産業大学学術リポジトリ >
1 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper >
国際文化学部(Faculty of International Studies of Culture) >
九州産業大学国際文化学部紀要(Journal of the Faculty of International Studies of Culture Kyushu Sangyo University) >
第34号 >

このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/11178/3409

タイトル: 現代アイルランド劇作家研究(6) : マリーナ・カー
その他のタイトル: Contemporary Irish Playwrights (6) : Marina Carr
著者: 河野, 賢司
KONO, Kenji
コウノ, ケンジ
発行日: 2006年9月
出版者: 九州産業大学国際文化学会
抄録: 現在進行形で活躍中の劇作家について論じるのは愚挙である。新しい作品が発表されるや新しい論評が次々に書かれ,新しい伝記資料が追加あるいは発掘され,系統だったまとめはたちまち破綻をきたし,何を書いてもその時点での暫定的なものにならざるを得ないからである。マリーナ・カーは2004年6月ごろ第3子(初の女児)の出産以後,執筆活動を一時中断,目下のところ育児に専念していると知り,この端境期をうまく利用して,テキストの入手できる6作品(うち2作品は本紀要で既発表)について概観し,マリーナ・カー論として紹介しておこうと拙稿を書き上げた。ところが,その矢先に,やはりというべきか,彼女の最新作が発表され,この6月から上演されている。従って,最新作の紹介は次稿に委ねたい。なお,カーの経歴に関しては既発表の記述と重複するのを避けるため割愛するが,父親ヒュー(Hugh Carr)が地元では知られた劇作家・小説家,母親は母語のアイルランド語で未発表ながら詩を書いていたという文学的背景が家庭にあったこと,1987年の大学卒業後渡米し,1年間ブルックリンの小学校(St. Anselm school in Bay Ridge,Brooklyn)で1年生を教えていたこと,日本芸術院に相当するアイルランドの「イースダーナ」(Aosdana)会員であることを付記するにとどめる。
URI: http://hdl.handle.net/11178/3409
出現コレクション:第34号

このアイテムのファイル:

ファイル 記述 サイズフォーマット
KJ00004853459.pdf4.95 MBAdobe PDF見る/開く

このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。

 

Valid XHTML 1.0! 【お問合せ先】
 〒813-8503 福岡市東区松香台 2-3-1
 九州産業大学図書館 学術リポジトリ担当
 TEL:092-673-5365
 Mail:zasshi@ip.kyusan-u.ac.jp